給料日前の一時的貧乏を回避する方法!奥の手利用でやりくり上手
お給料日って嬉しいし待ち遠しいものですよね。
とくに家賃や光熱費の支払い期日が迫っているというときには、家計が火の車になるなんてひとも少なからずいると思います。
まだお給料が入ってくれば支払いが完了するというひとは良いですが、何かと物入りになり今月はさらにお金が足りないという事態になる場合もありますよね
そんな給与日前に貧乏になってしまうひとに読んでほしい、さまざまな貧乏回避の方法をこれからご紹介したいと思います。
一時的な金欠にはコレ!お金がなくて困ったときに使えるカードローン
いつも貧乏だったり毎月の浪費癖が治らないというひとには向きませんが、今月だけお金が足りないというときにはカードローンを使うという方法があります。
そこでこの項目ではカードローンについて、ご紹介していきたいと思います。
- カードローンとは
- カードローンの種類
説明するのは上記の3点です。CMなどで有名なものも多いカードローンですが、あらためてどんなものかを知る機会はあまりないかもしれませんね。
カードローンを使うなら、まずは「カードローン」というものがどんなものなのかを知りましょう。
担保も保証人も必要なし!目的にとらわれないのが嬉しいカードローン
銀行などの金融機関でお金を借りるには、担保を用意しなければならないことは誰もが知っていることかと思います。
住宅ローンを契約するには、土地を担保にして住宅ローンを組むという方法を取ったりしますよね。
カードローンとは、一般的にひとりひとり個人に向けた担保を用意する必要のない融資のことを言います。もちろん契約するときに、知り合いに保証人になってもらうということもありません。
また住宅ローンやマイカーローンなどのように、「家を買う」、「車を買う」などという特定のつかいみちに限定されないローンだというのもカードローンの大きな特徴のひとつです。
一種類だけじゃない!提供する金融機関別にカードローンは3つもある
カードローンがどんなものなのかがわかったところで、次は具体的にどんなカードローンがあるのかをご紹介しましょう
カードローンには大きく分けて3つの種類があります。
ひとつは、「銀行カードローン」です。その名前の通り、銀行で取り扱われているカードローンのことを言います。金利が低いというイメージのローンです。
ふたつめは「消費者金融カードローン」です。消費者金融で取り扱いのあるカードローンです。CMで宣伝のされているカードローンは、こちらのカードローンであることが多いですね。
そして、あまり聞いたことがないと思われることが多いのが「信販カードローン」です。信販会社で扱っているローンで、簡単に言うとクレジットカードに付いているキャッシング機能が独立した一枚のカードになっていると言えばわかりやすいかもしれませんね。
- カードローンとは担保を用意する必要のない個人向けのローン
- 銀行や消費者金融だけでなく信販会社にもカードローンがある
ちなみに、どのカードローンもキャッシング機能自体に大きな違いはありません。融資額や金利、利便性の高さなどで自分に適したカードローンを自由に選ぶことができます。
【こちらの記事も参考にどうぞ!】
銀行カードローンと消費者金融の違いを分かりやすく解説!
有名なカードローンを徹底比較!CMでお馴染みの代表的3選はこれだ
カードローンとは何なのか、そしてどんな種類のカードローンがあるのかがわかったと思います。ここでは実際に銀行や消費者金融などで提供されているカードローンをご紹介していきます。
- 三井住友銀行カードローン
- アイフルのカードローン
- オリコのカードローン
上記3点のローン商品はどれもCMなどで宣伝されていて有名なカードローンです。
気楽な気持ちで使うのはよくありませんが、きちんと返済計画を立てていけるというひとは、ピンチの時に頼りになると思います。
初めてで不安なひとに!安心して選ぶなら三井住友銀行カードローン
銀行で扱われているカードローンは、銀行や信用金庫の数だけ存在します。その中でも特に有名なのが「 三井住友銀行カードローン」ですね。
融資額が最高で800万円まであるのが特徴のひとつですが、一時的な金欠を解消したいというだけなら、そこまでの大口融資は必要ありません。
三井住友銀行のカードローンでは10万円単位で借り入れをすることができます。
返済計画を立てて、実際に返していくときに重要になってくる金利は4.0%~14.5%で、変動金利であるのが特徴です。
【三井住友銀行のカードローン】
融資額 | 10万円から800万円 |
---|---|
金利 | 4.0%~14.5% |
特徴 | 銀行だから信用度が高くて安心 |
金利というのは、最高融資額には下限金利が適用されます。4.0%の金利で小口の10万円を借り入れることは基本的にできません。
三井住友銀行カードローンの場合、100万円までの融資には金利が「年12.0%~14.5%」の利率になります。間違えないように計算しましょう。
金利の計算方法は以下の通りです。
借入額×金利÷365日×30日=金利分の金額
例えば三井住友銀行カードローンで10万円借り入れしたときに、一か月後に全額返済できるときの金利は14.5%の利率で1,191円になり、総返済額は101,191円になります。
10万円×14.5%÷365日×30日=1,191円
そして、最高融資額の800万円を借り入れた場合には金利の利率が下限金利の「年4.0%~4.5%」になるのでこちらも計算してみます。
800万円×4.0%÷365日×30日=26,301円
800万円を一か月で返済できるケースはあまりないかもしれませんが、一か月後の返済で4.0%の利率で計算すると金利が26,301円になります。
計算した金利の数字はあくまでも目安なので、もし三井住友銀行でカードローンを契約するときにはきちんと担当のひとに確認すると良いでしょう。
また銀行のカードローンであっても三井住友銀行カードローンは担保や保証人が必要ありません。ただし、50万円以上のお金を借りる場合には収入を証明するものが必要になりますので、忘れずに用意するようにしましょう。
消費者金融といえばコミカルなCMが有名なアイフルのカードローン
次にご説明するのは消費者金融のカードローンです。CMで有名な消費者金融といえばアイフルですよね。コミカルで笑えるものも多いので印象に残っているひとも多いでしょう。
消費者金融なのだからキャッシングが可能なのは当たり前だし、あえてカードローンなんてあるのかと思われがちですが、アイフルにも「ファーストプレミアムカードローン」というものがります。
ファーストと名前が付いている通り、すでにアイフルを利用しているひとに向けたものではなく、はじめてアイフルを利用するというひとに提供している商品です。
ただし、このカードローンは小口の貸付ではなく100万円からの貸付になっているので少し金額については注意が必要です。
貸付金額は100万円から500万円までになっており、10万円とかの少額だけを借りたいというひとには向いていないカードローンです。
金利は4.5%~9.5%で、最大で30日間は無利息になるという特徴があります。
【ファーストプレミアムカードローン】
貸付金額 | 100万円から500万円 |
---|---|
金利 | 4.5%~9.5% |
特徴 | 最大で30日間の無利息期間がある |
例えばアイフルで100万円の借り入れをした場合、9.5%の金利が付くとすると一か月で全額の100万円を返済すると金利分の金額は7,808円になります。
100万円×9.5%÷365日×30日=7,808円
また最大貸付金額である500万円を借り入れて、金利が下限金利の利率である4.5%であった場合は一か月の金利分の金額は18,493円ということになります。
500万円×4.5%÷365日×30日=18,493円
最大30日間、金利が付かないということになると、それぞれの一か月分の金利が無料になるということですが正確なことはアイフルに確認してから契約したほうが良いでしょう。
アイフルのカードローンも担保や保証人が必要ありません。ただし必要書類の中に源泉徴収票があるのでアイフルでは必ず収入を証明するための書類を用意しなければなりません。
審査にスピーディーさを求めるなら!オリコのカードローン「CREST」
最後にご紹介するカードローンは信販会社が取り扱っているカードローンで、今回は「オリコカード」で有名なオリコのカードローンを説明していきたいと思います。
オリコのカードローンは全部で3種類あります。今回はその中から「CREST」というカードローンをご紹介しましょう。
CRESTのCMがあるというわけではありませんが、やはりオリコカードは信販会社のクレジットカードとしてとても有名で馴染み深い会社です。
オリコのカードローン「CREST」は審査が短いことが特徴のカードローンです。最も短くて審査が完了する場合、所要時間は25分で完了してしまうこともあるスピーディーな審査が忙しいひとにぴったりですね。
貸付可能な金額は10万円から500万円で、金利の利率が4.5%~18.0%です。今までご紹介してきた2社のカードローンに比べると上限金利が高めに設定されています。
【オリコのカードローン「CREST」】
貸付金額 | 10万円から500万円 |
---|---|
金利 | 4.5%~18.0% |
特徴 | 審査がスピーディー |
借り入れた金額が10万円だったときに金利の利率は上限金利の年18.0%になるので、10万円を一か月で全額返済したときの金利の金額は1,479円です。
10万円×18.0%÷365日×30日=1,479円
つまり一時的な金欠で10万円をCRESTで借りると一か月で返済すれば総返済額は101,479円ということになりますね。
また最高500万円の借り入れをした場合には、下限金利の4.5%が利率になるので上記と同じ条件だとすると金利の金額は18,493円になります。
500万円×4.5%÷365日×30日=18,493円
ここの計算ではCRESTも消費者金融のアイフルのカードローンも借り入れた金額が500万円の場合は掛かる金利の金額は同じになるということがわかりましたね。
今回ご紹介した3社の金利の金額については変動金利などによって変わる場合があります。それぞれの会社の金利については、必ず窓口などで直接確認してくださいね。
根本的に貧乏状態を解決する!毎月の給料日の前の金銭状態を考えよう
ここまでは、お金が足りなくて特に給与日前に貧乏になってしまいがちなひとに一時的な解決方法として、カードローンをご紹介させて頂きました。
しかしお金を借りることは、一瞬の貧乏を回避する方法にすぎません。中には銀行にせよ消費者金融にせよ「お金を借りること」に抵抗を感じるひともいるでしょう。
お金を借りることなく、給与日の前日までも貧乏にならないようにするためには「お金がない」という状態を根本的に解決していくしかありません。
方法は以下の2つです。
- 出費を減らす
- 収入を増やす
カードローンを使うよりハードルが低いと感じるひと、ハードルが高いと感じてしまうひと。それぞれいると思いますが、ご紹介していきますね。
いくら使ってる?収入と支出のバランスを考えることが貧乏回避のコツ
いつも毎月、給料日やその前日までにお金がなくなって貧乏な生活になってしまいがちなひとは正直言って、お金のやりくりが下手なひとです。
毎月の生活の中の収入と支出のバランスがうまく取れていないのです。
収入はどのくらいあるかというのはわかっていても、支出がどれくらいなのかというのは案外、把握しきれずに過ごしているひとも少なくありません。
支出がどれくらいあるのかわからないというひとは、買い物などをしたあとに、どんなものにお金を使い、それがどのくらいの値段だったのかというのを必ず確認しましょう。
家計簿をつけるのも、支出を把握するのに良い方法です。そうすることで、思わぬところで無駄遣いをしていたり浪費していたりしていたことに気づくきっかけにかなります。
生活を変えても貧乏な状態なら収入を見直してみることも大切なこと
生活を切り詰めても、それでも毎月貧乏な状態になってしまうという場合は、今の生活環境に対して見合った収入ではないのかもしれません。
例えば、実家で暮らしているなら収入が10万円もあれば十分貯蓄していくことも可能な生活ができます。
しかし、実家ではなく一人暮らしをしていて家賃や光熱費などを支払わなければならない状態だと10万円の収入では、とても貯蓄するところまでいかず、給料日前に貧乏な状態に陥ってしまうこともあり得ます。
そんなときは、収入を増やすことを検討してみましょう。単純な選択ですが、生活が今までよりも快適になる可能性がありますよ。
また、一人暮らしで給料日前には貧乏な生活になってしまうけれどどうしても今の会社でしか働けなかったり勤務先を変えたくないというひともいるでしょう。
その場合は、可能ならば一人暮らしではなく実家暮らしに戻ることを検討してみるのも良い方法です。
- 支出を把握して出費を減らしていくことがポイント
- 生活環境に合わせた収入を得ることも検討すべき
【こちらの記事も参考にどうぞ!】
生活費が足りないなら、家計を見直して現状打破
給料日前にどうしても貧乏になってしまう状態からの脱却方法まとめ
さて、あなたの給料日前の金欠や貧乏な状態から脱却する方法ですが、どれが適していましたか?
カードローンを使ってみることでしたでしょうか?それとも今までの金銭感覚や収入を見直すことでしたでしょうか?
どれであったにせよ、方法はいろいろあるというのがわかって頂けたのではないかと思います。
積み重ねが大切!給料日前だけではなく毎日の生活で貧乏を回避せよ
自分の銀行口座からお金を引き出すように、近年のカードローンやキャッシングはATMを使ってお金を借りることができてしまう仕組みになっています。
- 今月だけお金が足りないなどといった場合の金欠状態にはカードローン
- お金が足りない状況を根本的に解決するには収入と支出の見直しが重要
毎月コツコツと自身の収入の中でやりくりをしていくことが、給料日前でも貧乏な生活にならない方法だということを肝に銘じましょう。
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