お金を借りる方法100選!目的別の賢い借り方
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事業も家計も資金繰りが厳しい!お金が足りないときはどう対処する?

急な出費で給料日までの生活費が足りない!こんなことは誰にでもあります。仕事でも、売り上げ金が入ってくるまでのやりくりに頭を悩ませる中小企業の経営者や個人事業者は多いようです。

大手企業なら銀行で借りることもできますが、中小企業やフリーランスは審査の厳しい銀行をアテにするのは現実的ではありません。銀行以外の資金調達先をみつける必要があります。

ここでは、資金繰りが厳しいときに足りないお金を補う最適な方法を考えてみたいとおもいます。

事業資金が苦しいときは何をすべき?銀行に頼らずお金を調達する方法

経営者にとって、資金繰りはつねに悩みの種です。取引先の倒産や、材料費や人件費の高騰など、何が事業の足を引っ張るかわかりません。無駄な経費をなるべく切り詰めようとしても、どうしても足が出るのは、よくあることです。

資金調達に真っ先に思い浮かぶのが銀行ですが、銀行で事業資金を借りるのは、いろいろ手続きが必要です。特に金額が大きくなると2~3ヶ月かかることも珍しくありません。しかし、必要なときは1秒でも早く用意したいですよね。

そんなときはファクタリングという手があります。

まだ入ってきていない売掛金を債権買取業社(ファクタリング会社)に譲渡して現金を手にするという方法です。事業主でない人には中々ピンとこないかもしれませんね。日本ではあまりなじみのない資金調達方法です。

でも、審査結果が早いときは1日でることもあり、遅くても1週間以内に出ることがほとんどです。返済の必要もありません。どうしても大急ぎで現金がほしいときは助かりますね。

消費者金融でも個人事業主や中小企業向けの融資を行っているところもあります。

一般向けの貸付と同じように審査が早く、総量規制対象外になっています。つなぎであれば、こちらを利用してもいいでしょう。ただ、利息は高めになるので注意が必要です。

個人事業主の味方?公的援助を賢く利用しよう!

時間に余裕があるのなら、自治体の公的援助を申し込んでみてもいいでしょう。代表的なものとしては、日本政策金融公庫商工中金の2種類があります。

日本郵政金融公庫は事業主ならほとんどの業種が利用できる普通貸付や初めて起業する人向けの企業家支援資金、新分野に進出したい中小企業のための中小企業経営力強化資金など、多種多様な融資制度があります。

貸付の上限はそれぞれ違いますが、ほとんどが4,800万円~7,200万円となっています。東日本大震災や熊本地震に遭った企業にも貸付をしています。腰をすえてじっくり事業計画を練る時間があれば、こちらを申し込んでみるのもいいでしょう。

民間の金融機関と違い、審査には時間がかかるので、すぐに右から左へお金が動くわけではありません。余裕をもって申し込みましょう。書類の記入や種類もかなりの量になります。事業計画書の提出もあるので、入念な準備が必要です。

家計の資金繰りが苦しいときの味方?ユニークな目的別ローン

家電製品の買い替えや家族の入院など、普段の生活でも急にまとまったお金が必要になるのはよくあることです。給料日がまだ先だけど、どうしてもお金がない…。

そういう時は、銀行の目的別ローンが便利です。

銀行のローンの代表格は 住宅ローン自動車ローンですが、最近は医療ローンリフォームローン、など生活に密着したローンが登場しています。ユニークなものでは楽器購入ローン、サーファー専用ローンなど、趣味に特化したローンもあります。

とくに地方銀行にはユニークなものが多く見受けられます。

自分の必要に応じてかしこく利用しましょう。

やりくり上手はみんな利用してる?!生命保険の契約者貸付制度

万が一のときに備えて、生命保険に加入している人は多いと思います。

しかし、生命保険でお金が借りられることを知っている人は、あまりいないようです。

お金が必要だからと、無理に生命保険を解約してしまう前に、契約者貸付制度を利用しましょう。

契約者貸付制度とは、積み立て中の生命保険の一部を貸してもらえる制度です。借りられる額は、解約返金の範囲内と定められており、借りられる金額は保険会社ごとに異なります。この制度を利用できる保険は、終身保険、養老保険、個人年金保険、学資保険です。

金利は会社によって多少の差はありますが、ほとんどが2%~3%の間に収まっています。中には1%台のものもあります。消費者金融や銀行だと10%を超えることも多く、このことから考えると、非常にお得だといえます。

制度を利用中に病気や事故にあっても、保険金は受け取ることができます。

もともと自分が積み立てているお金ですから、審査もありません。融資ではないので信用情報を気にする必要もないのです。

契約期間中は利息だけを支払っていれば、督促を受けることもありません。しかし、解約返金を超えて借りてしまうと期限付きで返済請求が来ます。この期限を守らないと、保険そのものが失効してしまうので、期限通りに返済しましょう!

また、契約して日が浅いと借りれないことがあるので、契約している保険会社のHPをあらかじめチェックしておきましょう。申込み方法もHPに載っています。わからない場合は電話で問い合わせてみましょう。

現在の自分にあった資金調達法をみつけて、有意義に利用してくださいね!

【参考記事】
加入している生命保険でお金を借りる?契約者貸付を賢く使おう!

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