老後にお金がない!老後の生活資金対策などについて考えておこう
退職後の老後は、年金以外の収入が主な収入源となると考えられます。しかし、退職までに十分な貯えがない場合などお金がないという状態になってしまっては、生活ができなくなるのではないかと不安になるかもしれません。
そこで今回は、老後にお金がない場合には生活していけるのかなどについてじっくりと探ってみたいと思います。
どうなの?老後を考えてお金をやり繰りする方法とは
老後にお金がない!という状況を回避するためにも、今のうちからきっちりとやり繰りしていく必要があります。では、どんな方法で行えば良いのでしょうか。
【こちらの記事も参考にどうぞ!】
お小遣いが足りない…そんな時に是非試してほしい3つの方法
大丈夫?家賃には年収別適性家賃というのがある
通常、1ヶ月にかかる出費は家賃や光熱費、食費、携帯電話の料金など色々とあります。こうした費用の中で、ご自身で見直しができるものを検討するのも一案です。もしかしたら、家賃が高いという場合もあります。
年収別適性家賃というものがあるのをご存知でしょうか。
『年収×0.25(2.5割)=年間家賃総額』で算出できますが、もし240万円という年収であれば、年間で60万円までは家賃に掛けられるということになります。このケースでは月に5万円が家賃に費やせるのです。
ということは、月5万円を超えるようになると、自身の身の丈に合っていないと判断されますので、注意が必要です。
光熱費は大丈夫?電気代はちょっとした点も見直しを
電気料金は段々と高くなってきています。それでも、私たちにはできることもあります。例えばスイッチの付いたタップを使うことや、充電器のコンセントもこまめに抜くこと、冷蔵庫を開けっ放しにしないことなどが挙げられます。
また、エアコンの設定温度は季節次第で上げたり下げたりと調節をすること、エアコンのフィルターを掃除するなども大事です。
1つずつを積み重ねると、節約も大きなものとなります。
ちょっとした点でも見直すと、電気代も安くできるのです。
携帯電話の料金や食費はどうするのがベスト?
携帯電話を利用されている方は多いかと思われます。もし、自身が契約されているプランを見てもらったとして、高めに支払っているのが判明するケースもあり得ます。
携帯電話のキャリアを関係なく、どの程度月額を安くできるかを見直してみると、携帯代は安くできるものなのです。
通話料金についても無料のサービスが色々とあるので、見直しをされるのが推奨されます。また、食費に関しては切り詰めるのは注意しなければいけません。見直し自体は大事ですが、健康に差し障るような方法は控えるのがカギだからです。
親の老後にお金がない!そんな時に子供には何ができるか
自身ではなく、親の老後にお金がない状態になる可能性もあります。それでは、子供であるあなたはどのように対処するべきなのでしょうか。
賃貸に住んでいる場合は公営住宅に引っ越してもらおう
もし親が賃貸の家に住んでいるなら、公営住宅に引っ越してもらうという方法があります。
賃貸であれば、今後追い出されてしまいかねませんし、アパートに入居できないことも考えられるのです。家賃は『収入に応じて』という仕組みになっているので、所得が低いのであれば格安で入居することも可能になってきます。
審査はあるものの、生活に困窮されている方が優先となります。よって、もし親にお金がないのなら優先される可能性はあるでしょう。
子供であっても援助はできる範囲で行おう
親子の仲というのは、法律においても親族間の扶養の義務が定められていますし、簡単には切れないものです。そう言っても、もしかしたら援助の末に共倒れになってしまいかねません。
よって、できる範囲内で援助をするのが望ましいです。親が生活保護を受けているという世帯も増加しているものの、子供はできる範囲でのみ助けているのです。自身も生活が厳しく千円程度しか援助できないというのなら、千円を親に援助するしかないということです。
親を支えるために借金をするなどという状況になれば、実際に共倒れしてしまう可能性もあるのです。
親への援助も念頭に置いて今から蓄えておこう
親が老後資金を持っていないと、この頃では生活保護を受けにくくなってきたこともあり、子供を頼ってくるかもしれません。それならば、それを見越して今のうちから稼いでおくのも手段です。
親を支えるために、こうした下準備をしておくのも方法なのです。
老後にお金がない状態で苦労するのは現役時代にどんな特徴がある?
さてここで、老後にお金がなく苦労してしまう方や、苦労せずに済む方には現役時代にどういった特徴があるのかについて迫ってみたいと思います。
これは大変!老後を考えずに蓄えていなかったなどが原因
まず、お金がなくて苦労しそうなのは老後のことを考えていない方というのが挙げられます。老後についてイメージしていたり備えをしっかりしていないと、気付いた時には『もう遅い』という状態となっている可能性もあります。
それに、貯蓄ができていないなども問題です。
消費することなどが優先となってしまい、お金が貯まったとしても使ってしまうという状態です。
また、勤務先の会社に退職金や企業年金等がないというケースもあるでしょう。そして、自営業の場合も注意が必要です。自営業であればずっと働くことも可能ですが、働けなくなったなら年金も少なくなります。
よって、長く働けるからと言ってあまり貯蓄をしないままでいると、高齢になってから生活に困ってしまいかねないのです。
お金の勉強をしたりしていると老後にも有利になる
反対に老後にお金で苦労しないのは、現役時代に老後のためということで、毎月決まった額を確保しているのがポイントです。また、投資などお金の勉強をしている点も大事になってきます。
それに、節約をしていたとしてもそれを苦しいと思わずに楽しんでできる方は、節約した分のお金を貯蓄などに回せるのです。さらに、加入保険についてきちんと把握できていれば、何かあった場合のためにも備えられます。
その他にも、身の丈を自身で理解していれば無理な支出をすることはありません。
老後をしっかりと考えてお金がない状態を回避しよう!
老後にお金がない状況にならないためには、年収別適性家賃を把握することや電気代、携帯電話の料金を見直すことなどが挙げられます。また、自身の親の老後にお金がないという場合には、できる範囲で援助をするなどが適しています。
さらに、老後にお金で困るのは、現役時代に老後を考えずに蓄えがなかったなどの特徴がある点を、知っておきましょう。
もしも困ったなら、カードローンを利用するという手段もあります。
【参考記事】
バランスが最も優れた借り入れ方法!銀行カードローンとは?
- ソーシャルレンディングとはどんな制度?企業と投資家を結ぶ戦略
- 有担保ローンと無担保ローンに与えられたそれぞれ役割を解説!
- 国から低金利でお金を借りる方法!生活福祉金貸付制度を簡潔に解説
- おまとめローンを解説。消費者金融でも可能?銀行とどっちがお得?
- クレジットカードでお金を借りる。キャッシング枠の必要性
- つなぎ融資とは?一時的な使い方、その基本を知る!
- 「商工中金」が行う融資とは?政府出資だから金利は低い
- 「制度融資」とは?自治体には融資で起業を支援する制度がある!
- 日本政策金融公庫とは?低い金利で中小規模の企業を応援!
- 会社からお金を借りる方法は正しい選択?勤務先で前借りの長所と短所
- 彼氏から彼女からお金を借りる。お金のトラブル回避ポイント解説
- 親でもお金を借りる方法によっては税金が発生するってホント?
- 友人にお金を借りるデメリット。関係を崩さず完済する方法
- リバースモーゲージの仕組みを解説!銀行から家担保に借り入れ
- 年金を担保にお金を借りる方法?知っておくべき高齢者の貸付手段!
- 手形貸付とは?ビジネスローンと比較してのメリット・デメリット
- 加入している生命保険でお金を借りる?契約者貸付を賢く使おう!
- 奨学金審査で落とされる理由とは?精度の仕組みと審査の条件
- バンクイックは銀行ローンで安心!土日でもカード受け取りする方法
- 学費が足りない…教育ローンや奨学金、時にはカードローンも上手に活用!