自動車税を滞納すると大変なことに!車検切れの車は要注意!
ことしの自動車税、まだ払ってない…。でも催促の連絡も着てないから、まだ大丈夫かな?なんて考えているあなた、早く払わないと後悔しますよ!滞納している自動車税には、必ず遅延金がついてきます。
早く払わないと、支払う金額がどんどん増えてしまいますよ!自動車税の取立ては、ほかの税金よりも厳しめに取り締まっているって知っていましたか?どうしても払うお金がない人こそ、早めの対応が必要です。
滞納を続けると、どんな結果が待ち受けているのかを見てみましょう。
どうしても自動車税が払えない!絶対にやるべきことは
自動車税の納付書は、毎年5月に送られてきます。納付期限は5月末日がほとんどです。多少遅れてもすぐに督促状が届くということはないので、つい納付期限を過ぎてしまうという人は意外と多いようです。
自動車税は地方税の一つで、管轄は都道府県になります。ひとくちに自動車税といっても、都道府県で対応が違います。
自動車税の遅延金は、納付期限をすぎたその日から発生し、1,000円を超えたところで請求が始まります。
遅延金は納付期限翌日から1ヶ月までは2.7%前後で計算されます。1ヶ月以上たつと9.0%前後と、急激に増額されます(利率は年ごとに異なる)。7月ころには遅延金はまだ上乗せされていませんが、督促状や催告状が届くようになります。
これも無視して延滞を続けていると、今度は預金や給料などを差し押さえる旨を伝える通知が着ます。差し押さえる財産がない場合は、車自体を差し押さえられてしまいます。 生命保険に入っている場合は強制的に解約になり、解約金から差し引かれることになります。
給料を差し押さえられる場合は、会社に通知がいくことになります。
場合によっては解雇の対象になるかもしれません。こうなる前に必ず支払いましょう!
何をおいてもまずは税務署へ!必ず払うという誠意をアピール!
どうしても払うお金がない!という場合は遅延金が発生する前に税務署に行って相談するのが一番です。その人の経済状況に応じて分割払いに応じてくれます。とにかく、そのまま放っておくのが一番よくありません。早めに相談しましょう!
車検切れの車には納付書が来ない?税金の支払いはどうなるの?
車検切れの車を所有していると、5月になっても納付書がこないということがあるようです。
これは税金が免除されたわけではなく、自治体の判断で自動車税課税保留制度が適用された可能性があります。
年度末(3月)までに車検が切れて4月も更新されいないと、自動車を使用していない可能性があるとみなされ、納付書の送付が一時的に見送りとなります。保留期間を過ぎると納付書が届きますが、いつ届くのかは自治体によって対応が違うので、管轄の役所のHPなどで確認してみましょう。
また、今すぐ乗る予定がなくても、いずれ使用する可能性がある場合は、一時抹消登録の手続きをしましょう。課税の対象から外れることができます。とにかく、一日も早く手続きをしましょう!
切れた車検は一日も早く車検の復活を!車検切れの車の運転は犯罪!
車検は一度切れても、また登録し直すことができます。しかし、一つ注意しなくてはいけないことがあります。
車検の切れた車は車道を走ることができません。
これを破ると
- 6ヶ月以下の懲役又は又は30万円以下の罰金
- 違反点数6点
の罰則が適用されます。りっぱな犯罪です。車検切れの車をまた利用したければ、車検業社に頼んでレッカー車で工場まで持って行ってもらって車検をするか、管轄の役所で自動車臨時運行許可申請の手続きをして仮ナンバーを取得する必要があります。
業社に頼む場合は、まず見積もりをとりましょう。業社や車種にもよりますが、6万円~10万円が相場のようです。ただし、自動車税、交通違反の罰金が未払いの車、改造車は断られることがあるので事前に確認しておきましょう。
料金がもったいない!という人は仮ナンバーの取得をすることになります。
手続きのさいに車検証(原本)、自賠責保険証(原本)、免許証、印鑑が必要になります。
費用は700円前後ですみます(自治体によって違う)。仮ナンバーの使用期間は5日間です。自賠責保険の加入や工場の予約など、車検がスムーズに進むよう、準備はぬかりなく行うようにしましょう。
キャッシングも選択肢の一つ。利息の方が延滞金よりお得?!
延滞も日が浅ければ、それほどの痛手ではありません。遅延金が少ないうちは、キャッシングやカードローンを利用するほうが安く済むこともあります。
税金を滞納しているのにキャッシングなんてできるのか?と心配になるかも知れませんが、税金の未払いは信用情報に載ることはありません。
一定の収入があれば、大抵は借りることができます。数万円借りるのであれば、利息はそれほど高い額にはなりません。6万円借りて、年利18%だとしても、7万円を少し超えるくらいです。初めての借入れであれば、30日間無利息期間を利用できる可能性もあります。
ただ、信用情報に携帯料金の延滞やクレジットカードの未払いがあると難しくなるので、過去に金融事故がある場合は、税務署へ行って分割払いの手続きをしたほうがいいでしょう。
とにかく、税金の延滞は一刻も早く解消するのが得策です。延滞を長引かせると、コツコツ貯めた貯金や大事な車を差し押さえられてしまいますよ!
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