お金を借りる方法100選!目的別の賢い借り方
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バランスが最も優れた借り入れ方法!銀行カードローンとは?

お金を借りたいときに「どこから」「いくら」「どのくらいの期間」といった観点で選ぶのが普通ですが、現代の日本は借り入れ出来る候補が多く、初めて借り入れをするときにどこで借りればいいのか迷ってしまいます。

今回は、借り入れなんでこれまで一度もしたことが無いという人のために、銀行からお金を借りることのメリットとデメリットを解説していきます。

銀行からの借り入れも、数ある選択肢の一つです。これを知って銀行借り入れに決めてしまうのではなく、特徴を知ることで、他と比べられるようになり、自分に合った借り入れを見つけられるようになりましょう。

銀行の借り入れはこんな特徴がある!銀行融資の基礎知識

お金を借りたことが無い人にとって、銀行は貯金や定期預金をする機関であり、各支払いの際に口座に入金する機関であり、資産運用の重要なファクターであるという認識が多数を占めているでしょう。

銀行に貯金するという行為は、私たちが銀行にお金を貸している行為でもあります。特に定期預金は、その間自由に引き出せないお金ということで、銀行側は、その定期預金のお金を別の融資に回すことで利益を得ています。

定期預金の際にお金が増える「利息」や「利子」といったものは、本質的には私たちが銀行や消費者金融からお金を借りた時に発生する金利と同じものです。

つまり、貸したお金は自由に使えないため、その分の不便を強いる補償として金利を課しているというのが、借り入れの原則なのです。

余談ですが、現在の私たちが利用する預金の金利は0.02%程度と、まさに雀の涙と言わんばかりの低さです。定期預金でさえ1~3%程度です。一方、銀行が私たちにお金を貸すときは、金額にもよりますが、金利が4~14%という高さです。

この差は、如何に銀行という組織の立場が強いかを示しています。わかりやすく言えば、銀行が私たちから100万円を1年借りた時(100万円を1年間預金した時)は200円の金利だけ払えばいいのに対して、私たちが銀行から100万円借りた時は、私たちは銀行に数万円も追加で返済として支払わなくてはいけないのです。10%なら10万円です。

銀行や消費者金融の金利が私たちの預金金利に比べて高い理由

銀行や消費者金融といった貸金業者は、融資と資産運用によってでしか利益をあげることが出来ません。そのため、労働によって利益を得られる私たちとは金利の付き方がまるで違います。

先の銀行の借り入れの金利差を見ると、実に不公平なように感じると思います。私たちから言わせると、銀行に貸したとき(預金)では、1年でもほんの僅かしか利子が発生しないというのに、私たちが借りた時にはアホみたいに追加でお金を払わなくてはいけないのだから、金を借りるのが馬鹿らしくなるかもしれません。

しかし銀行の立場から言わせると、国民の財産を守る役目を果たし、さらに銀行の仕組みやシステムを維持する費用、そこで働く人の給料、光熱費広告費その他雑費、さらに投資をして利益を出すための軍資金、おまけに国民の預金で発生する金利分の資金、そうした諸々のお金を融資によって得なくてはいけません。

こうした背景があり、貸金業者が金を貸すときの金利は高くなってしまうのです。これは銀行に限らず、消費者金融などの他の業態でも同じです。

とはいえ、そんな金融業者の事情など、お金を借りる側にとっては知ったことではないでしょう。お金を借りる私たちとしては、少しでも便利に、少しでも安く費用を抑えられる場所から借りたいと思うのが普通です。「金融業者も苦労してるんなら多少金利が高くても我慢するか」等と殊勝なことを考える利用者は極少数でしょう。

ここからは、銀行や消費者金融といった貸金業者を選ぶ際のポイントに触れていきます。単に金利が一番低い場所を盲目的に選ぶのではなく、複数の観点から適切なものを選択できるようになるためのポイントを知っていきましょう。

カードローンはこんな借り方!各種ローンの違いを知ろう

私たちが貸金業者からお金を借りるときには、大きく分けて3種類の借り方があります。それぞれに特徴があり、向き不向きがあります。

  • カードローン=利便性と金利が最も高く審査が厳しい
  • フリーローン=利便性は中程度で金利はカードローンより低く審査も緩い
  • 専用ローン=使用目的が限定されている代わりに融資上限が高く金利も低い

順番に見ていきましょう。まずカードローンですが、利用人口が最も多く、世間に普及している借り入れ方法でもあります。利用者は、カードローンを申し込むと貸金業者の審査を受け、収入やその他の内容から「利用限度額」を貸金業者から伝えられます。

その限度額の範囲内であれば、自由に借り入れが出来ます。契約は原則無期限で、解約しない限り、いつでも返済と追加借り入れが可能です。完済したからと言って契約が終わるわけではないので注意が必要です。

カードローンは発行されたカードさえ持っていれば、対応しているすべてのATMからお金を借りることが出来るため、非常の利便性に優れているという特徴があります。その反面、金利が最も高く設定されており、消費者金融カードローンが全ての借り入れ方法の中で、最も金利が高いと言われています。

次にフリーローンですが、カードローンとの最大の違いは、「いつ借りることが出来るのか」という点です。カードローンは、契約期間中に自由に借り入れが出来ますが、フリーローンはお金が手に入る機会は最初の1回しかありません。

一回しかないというのは、資金が必要になっても、追加で借りることが出来ないということでもあります。最初にいくら必要が分かっているときはフリーローンを利用することがおすすめです。

フリーローンはカードローンよりも利便性で劣っている分、最初から必要な金額が貸す側にもわかっているため、金利が低く、審査も緩いという利点があり、カードローンとの使い分けが重要になってきます。

大きな出費では専用ローンを利用するのが一番得!

専用ローンは、カードローンともフリーローンとも違い、利用手段が対象物のみに制限されています。例えば、住宅ローンであれば、家を買うためにしか使えませんし、マイカーローンであれば自動車を買うのにしか使えません。ブライダルローンであれば結婚式や新婚旅行の費用、教育ローンであれば育児や学費や塾の費用といったように、使用目的が細かく定められています。

借りたお金を何にでも使えるカードローンやフリーローン(事業資金には不可)と違って、専用ローンはそういった利便性では最低ですが、その分メリットもあります。

専用ローンのメリットは「融資可能金額の大きさ」です。例えば、結婚式の費用を対象にしているブライダルローンは、数百万円の融資をいきなり受けることが出来ます。カードローンで同じ額を借りようとすると、契約者には極めて高い基準を求められます。融資金額の約3倍の年収や長期の勤続年数が必要となり、そういったものが無くても、高額な借り入れが出来るのが専用ローンの強みなのです。

特に自動車や住宅といった数百万円、数千万円の出費を、通常のカードローンやフリーローンで賄うことはほぼ不可能です。そもそもそれだけの融資を認めてくれる可能性が低いうえに、金利が大きく膨らみ、返済時の負担が極めて大きいためです。

そういった大きな出費に借り入れやローンを利用するのであれば、事実上、専用ローン一択となるでしょう。

銀行カードローンが優れていると主張する理由とは?

さて、数ある借り入れの中で最もバランスが良いと筆者が主張するのは、銀行カードローンです。その理由は、利便性と金利のバランスと、手数料がかからないATMの存在です。

カードローンを契約するのは、いざというときに資金の補填が出来る手段が欲しいという理由が大半です。

「買い物をしていてちょっとお金が足りなくなってしまった」というときや、「急な出費が発生して、手持ちじゃ対応できそうにない」といった不測の事態に備える意味でカードローンは真価を発揮します。

そもそも、カードローンを始めとした貸金業者からの借り入れは、金利が高く、日常的に利用するという使い方はしません。いざというときにどれだけ便利に使えるかということこそが、カードローンの価値を決めるのです。

消費者金融と比べても銀行カードローンは便利!

カードローンを比較するときによく挙がるのが、銀行カードローンと消費者金融カードローンのどちらがいいかというテーマです。

消費者金融カードローンの利点は、とにかく素早く申し込みから契約できることと、審査が緩いことです。つまり、カードを全く持っていない状態からスタートして、急な出費に迫られたとき、審査に時間がかかる銀行カードローンに申し込みよりも、すぐに契約出来る上に審査が簡単な消費者金融カードローンを利用した方が良い、という主張なわけです。

しかし、先述したように、カードローンは有効期限もなく、維持費もかかりません。つまり、1円も借りないでただカードだけ持っているなら、カードローンはタダなのです。

お金が必要な時に慌てて契約するのではなく、初めから銀行カードローンを持っていれば、審査云々の利点の話は関係なくなり、普段使いで重要なのは、金利と利用手数料と使える場所の多さだけです。

そのいずれも銀行カードローンは消費者金融カードローンより優れています。特に、意外と無視される利用手数料が重要で、借り入れと返済のたびに発生する手数料は、金利と比較しても馬鹿になりません。

さらに、銀行カードローンを利用するのであれば、普段利用している口座を持っている銀行に申し込むことで、返済忘れの際、自動的に口座から入金してくれるサービスもあり、滞納といった重大な金融トラブルを回避できるサービスもあります。

金利、手数料、利便性、リスク回避といった観点から、普段使用している銀行のカードローンが最も適していると考えられるわけです。

カードローンの利用上の注意点と金銭感覚麻痺の危険性

最後に、銀行カードローンを利用する上で気を付けてもらいたいことを解説していきます。まず一番大事なのが、引き出したお金が誰のものかとしっかりと認識するということです。

消費者金融カードローンと銀行カードローンを利用する人の意識の違いで最たるものは、引き出したお金の所有者の認識の違いと言われています。

消費者金融のカードを使ってお金を引き出したとき、利用者ははっきりと借金であることを自覚しています。借金だと分かっているので、返済に気を遣い、期日をしっかりと守っています。

しかし、銀行のカードローンは、この意識が薄れやすいと考えられています。その理由が、預金を引き出すときと借金するときの手順がほぼ一緒であるという事実です。

ATMに行き、カードを専用機に挿入し、案内にタッチして暗証番号を入力し、引き出したい金額を入力し、お金を受け取ってカードと明細表を受け取る。この一連の流れは、預金引き出しとカードローン利用でほぼ一緒です。

つまり、自分が預金を引き出すのと同じような感覚でお金を借りることが出来るのです。預金を引き出すのと同じカードを使ってです。このため、利用者には借金をしたという意識が芽生えにくく、簡単に現金を入手できるという感覚だけが残るのです。

加えて、銀行のカードローンには総量規制がありません。昨今、ニュースなどで話題になっている銀行の過剰貸し付けには、この総量規制の対象外であるという事実が関係しています。

これにより、本来であれば借りることが出来ないような大金が利用できてしまうということも、利用者の金銭感覚を狂わせる一つの要因になっています。

銀行カードローンで失敗しないためには、自分が引き出したお金が本来は銀行のものであるという意識を強く持つことが何よりも大切なのです。引き出したら完全に自分のお金になるわけではないのです。

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